木製カウンターの寿命と手入れ法

一般住宅のキッチンや飲食店舗では、カウンターが取り付けられているところがあります。
なかでも、木製のカウンターを使用しているところも珍しくありません。
無垢の木材ですと、長寿命を保つためには、やはりお手入れが重要となります。



木材というのは、導管が細い木ほど、水に強い性質を持っています。
ヤマザクラやミズメザクラ、カシなどが天板(カウンター)に適した材料となります。

ヒノキやヒバも殺菌作用があり、腐りにくいので適してはいますが
柔らかいので傷がつきやすいのが難点です。



キッチンの天板は、強力な塗膜を持っているウレタン塗装で仕上げることもありますが
これは木にとっては「雨がっぱ」を着て生活しているようなもの。

呼吸ができず、木そのものが弱っていきます。
最初はきれいでも、次第に傷がついたり、擦れて塗膜が薄くなったときに
もう一度塗り直すことがむずかしいのもデメリットとなります。



ひとつの方法として、漆の塗装もあります。
漆を塗っては布でふき取る作業を繰り返していきます。「拭き漆仕上げ」といいます。

15年前に拭き漆仕上げのキッチン天板を施工した住宅では
今でもきれいで、もちろん使用可能な状態です。
塗膜が減ってきたときには、ふたたび漆をかけることもできます。



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